ダイカスト型各種入子
ダイカスト型の入子など鋳造現場向けに高品質の金型部品を短時間で製作します。
ダイカスト型各種入子
2005年頃までは金型一式の受注が中心でした。高精度で短納期を要求される金型部品分野に進出したのには理由があります。金型は多様な加工技術、調整技術の摺合せで、たとえ一部品の精度が狂っても、相手部品を調整することで使うことが可能です。その調整技術も金型製作には必要ですが、ベントム工業の技術者は加工技術も磨きたいと、あえて金型部品の製造に飛び込みました。参入当初は試行錯誤の連続でしたが、技術者の必死の取り組みによりレベルアップし、現在ではお客様から様々な加工の相談を受けるまでに成長しています。
ダイカスト金型に流し込まれるアルミ(溶湯)の温度はおよそ700°前後と高温なため、入子と埋子は鋳造中に様々な損傷を負います。そのような不測のトラブルが発生した際にも、鋳造計画を遅らせないため、スピーディーに入子型・埋子型を製造し、金型の整備を行うことができます。
ダイカスト金型は構造的に固定型と可動型に分けられます。それぞれの主型の中に製品形状を有する入子、特に損傷が激しく外観、寸法を重視する部位には交換が可能となるように埋子を設置する場合があります。