2017.9.18

その他台風一過＆読書の秋

台風一過の浜松は綺麗な青空が広がっています

蝉の鳴き声も次第に聞こえなくなり、朝晩の虫の音が秋の訪れを教えてくれますね。

昔から読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋など「～の秋」という表現がありますが、読書の秋という言葉は中唐の文人・詩人の韓愈が詠んだ「灯火親しむべし」という詩が由来だそうです。「 秋は涼しく夜長なので、明かりを灯して読書をするのに最適だ」という意味で、この詩を夏目漱石が「三四郎」の中で取り上げて、そこから読書の秋が広まったとのこと。

夏の家族旅行で、「坊ちゃん」ゆかりの地、愛媛の道後温泉を訪れ、偶然ですが今は数十年ぶりに「こころ」を再読しています。仕事絡みの読書が続いていたので、小説はとても新鮮。学生時代や若い時とは違った読み方、感じ方ができるのも楽しいですね。これを機会に漱石を読み返してみることにします。

ちなみに私のお気に入りは「それから」。みなさんも読んでみてくださいね。